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バイク用洗車場始めました。
ホットロッドカスタムショー2021
ヤマハ・V-MAX
1985年に発売され、
1200ccはマイナーチェンジを繰り返し2007年迄生産された
ヤマハのロングセラーモデル。
日本でも人気はありましたが
当時は北米で大人気。
Vブーストシステムにより
145馬力で「直線番長」の異名を持つ。
「重すぎで、立ちゴケしてしまう。」
「ぜんぜん曲がらない。」
と言うヤワな事を言うと
乗りこなせない男のバイク。
テストランで第三京浜を走りましたが
アクセルを開けると一気に加速し
Vブーストが作動。
覆面パトカーがいないか後みながら
身体が引っ張られる様な加速感は
V- MAXならでは。
最近は、安全性が高い、環境に配慮など
優等生なバイクが多いのですが
V- MAXはその真逆に行ってマス。
中古車市場で中々人気が出ないけど
強烈な個性の塊のようなバイクです。
バイク人気で中古車が高い?
コロナ禍において、
バイクは密にならない移動手段であったり
SNSの影響などでバイクブームが起きています。
つい数年前までは、
バイク業界は典型的な斜陽産業で
「若者がバイクに乗らなくなった。オジさんしか乗らない。
つまらないバイクしか販売されてない。昔の方が良かった。」
などと断末魔の叫びのような
言葉しか飛び交わない業界でした…。
日本で、バイクが1番売れたのは
高度経済成長の末期の1980年代。
バブル景気に沸く中、
レーサーレプリカブームも巻き起こり
年間300万台以上が出荷されたと言われています。
その後
1990年代、
アメリカン、トラッカーブーム。
2000年代ビッグスクーターブーム。
また、大型免許が教習所で取れるようになりハーレーなど輸入車に乗る人たちも増えました。
時代によって、様々なバイクブームは起こりました。
しかし、2000年以降は年々販売台数を落とし
近年は、最盛期の1/10の30万台・・・。
しかも、登録車両の2/3は125㏄以下の小型車両・・・。
しかし、世界で見ると新興国を中心に年間4000万台以上出荷されています。
ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの日本メーカーはグローバル戦略 として海外でシェアを伸ばし、
7割近くがこの4メーカーが独壇場の状況を作り上げています。
安価な移動手段として小排気量のバイクが中心ではありますが
日本国内の100倍以上⁉️
日本では、販売台数が激減し
新興国では販売台数を伸ばしている。
なんとも言えない状況が続いていました。
そして、昨今のコロナ禍で起きた
バイクブームにより
枯渇していた日本国内の新車は一気にに底を尽き、
流れは中古車へ。
これによって中古車相場は、
インフレを起こしたかのように急上昇。
当時の新車販売価格より
何倍もする車両が現れたり…。
また、フリマアプリから来る個人売買の流れも増え
インターネット上には目を疑う様な
販売価格の車両ばかり…。
なんとも、まぁ魑魅魍魎の様な状態
にはなって来てしまいました…。
しかし、これもバイクが元々持っていた
「便利さ」や「楽しさ」「カッコよさ」
から来たのものだと思いますので
1人のバイク屋としては複雑な心境デス。
今後は、環境問題から来る排ガス規制等で更に新車の開発
が難しくなり、電動バイクなども出回りだすと販売価格に
跳ね上がって来る事も予想されます。
最近、お客さんから
「何で中古バイク、最近こんなに高いの?」
と聞かれる事が多かったのでちょっと知っている事を書いてみました。
どうなる! バイク達⁉️
雨の日ツーリング。